スマホを見たり読書するとき、スマホスタンドや書見台を使っている人もいるかと思う。スマホ操作も読書も目線の高さで行うのがベストといわれているけれど、スマホやタブレットのスタンドって最大の高さにじても低すぎない?
書見台も机に直に立てるものがほとんどなので、どうしても目線が下がって首に悪いし肩もこる。タブレットスタンドならスペースだいぶ取られて狭い机だと死活問題。
そこで自由に高さや向きが変えられるモニターアームにスマホ、タブレット、本などを置ける書見台をくっつけてみたらとても便利で副次的効果もあり、ぜひ試していただきたくここに共有したいと思う。
用意するもの ①モニターアーム ②書見台 ③結束バンド



とりあえず以上の3つがあれば簡単に作れるが、モニターアームは本来そこそこ重いモニターを装着するものなので、製品によっては書見台を付けただけでは調節しても下に下がらない場合がある。
そのときは書見台とアームの間にVESA変換プレートなどをオモリとして間に挟むとうまくいく。
使ってみるとスマホやタブレットが目線の高さにあるのは想像以上に楽で、首を下に向けて操作するのが以下に体に悪いかよく分かる。手を引っ掛けてもモニターアームは下がってこないので操作もしやすい。
取り付け方は写真のように書見台のスタンド部分を、結束バンドでモニターアームの内側VESA穴に通し固定するだけのお手軽仕様。
外側のVESA穴は重さが足りないときにVESA変換プレートを取り付けるときに使う。
充電用ケーブルを内蔵してスマートに充電しよう

モニターアームは大体ケーブルを収納できるようになっているので、ここに充電用ケーフルを通し書見台に置いたスマホやタブレットをいい感じに充電できる。
VESA穴に長尾製作所のケーブルホルダーを結束バンドかネジで付けるとなお便利。無線充電が必要な製品は持っていないが、もし手に入れたときは置いたら充電できるように改良し追記予定。

おすすめモニターアーム ARCHISS Monitor Arm Basic ガススプリング式 4軸 AS-MABS01
モニターアームといえばエルゴトロンLXが有名だが、あれはモニターアームとして使う場合もおすすめしない。
関節のプラスチックが動かすたびに削れて机を汚し、さらに書見台として使うには書見台部分をかなり重くしないと下に下げて固定できないからだ。そこで色々試して良さげなアームにたどり着いた。
このアーキスのアームはポールの部分がエルゴトロンLXのように削れることがなく、ネジを緩めておけばとてもスムーズに動く。
首部分もネジを緩めれば利便性が向上する。個人的にはポール部分の安定感がものたりなかったので、サンコーの単体モニターポールを追加しパイプカッターで短くして使っている。
おすすめ書見台 サンワサプライ ブックスタンド DH-317BK
背面のスタンドが結束バンドで固定できる形状ならば特に何でも良い。この書見台は値段が手頃ながら本のページストッパーや縦長の資料を固定する可動パーツ、使わないときに折り畳める下部の支えなど機能的で使い勝手が良好。
そんなものが浮いて自在に固定できるので便利この上ない。表面には滑り止めなどはないので、GRIPLUSというマジで滑らない滑り止めシールを貼ること推奨。これだけだと軽くて下に下がらない事があるので(個体差があり最初に作ったやつは問題なかったが、今回作ったやつは書見台だけでは重量不足だった)、長尾製作所のモニターアーム用 VESA規格変換プレートを間に挟んでいる。
NBROS ケーブルホルダー 壁固定式 NB-CAHOLD03WL

これは充電ケーブルを使わないときに収納するために使う。前からは見えないし机の上にケーブルが散乱しないのは見た目的にもGOOD。写真はネジで止めているがよく緩むので、結束バンドで止めた方が良い。
使わないときは机の端や奥にスマートに収納

モニターアームは関節ごとに自由に動くので机の端や奥に追いやってしまえば、机の上にはケーブルなど何もないので他の作業がとても捗る。
ポールを短くすると写真のようにいい感じに収まる。さらにキーボードスライダーなどを併用すればキーボードやマウスまでもが机の上から消えるので地味におすすめ。
使い方は無限大 導入して便利に使いこなそう
スマホやタブレットの置き場や充電場所としても便利だが、勉強するときの教科書や参考書置き場としてもかなり有益。
僕の場合はさらにもう1つモニターアームを反対側に付け、読書兼ノート用のKindle Scribeをモニターアーム用タブレットホルダーで固定している。
こうすることで勉強も空中で行うことができ、机の上からキーボードやマウス、作業途中の道具などをわざわざどける必要がない。
プラモデルを作るときに説明書を置くのも地味に便利。おすすめなのでぜひ導入してみてほしい。