今から9年ほど前といえば、たしか4Kモニターが各社から出回りはじめた頃な記憶。当時は目への優しさと安心安全の国産モニターとして有名なEIZOのディスプレイを購入検討していた。

そのときちょうどEIZO初の4KモニターFlexScan EV2785が発売したので即購入した記憶がある。気付けば8年を過ぎ来年1月で9年になるが故障もなく快適に使い続けている。

特にコスパを重視したモニターにはない圧倒的な目への優しさは唯一無二で、自宅ではスマホは使わず全てこのモニターを使ったPCで行っていたこともあってか、完全裸眼で生活できているのは非常にありがたい。

そんなEIZOモニターを長期使用して感じたメリット5つについて、長期使用した視点で紹介していきたい。

EIZOモニターFlexScanのメリット6つ

圧倒的に目に優しいペーパーモード

EIZOモニターを使う前はPC付属のモニターや安く売っていたものを使っており、画面サイズが小さかったりギラついていたり、お世辞にも目に優しいとは言えず長時間の使用で目の疲れを感じていた。

ブルーライトがどうこう言われ出した頃、液晶ディスプレイには目への優しさの違いがあることを知ってEIZOの商品にたどりつき、1日中使うこともあれど目の疲れの減少を強く実感した。

さらにEIZOモニターには表示方法に紙のような見え方のペーパーモードがあって、これが抜群に目が疲れない。今では映画だろうがゲームだろうが全てペーパーモードで使っていて、寝る前に使ったとしても睡眠への影響も感じない。

自動調光機能Auto EcoViewと併用すると、合計でブルーライトを80%カット出来るようだ。

ちらつきを完全カット

画面のちらつきであるいわゆるフリッカーを完全にカットしているのは特筆すべき点。iPhoneをはじめ最近のスマホに採用されているOLED液晶はこのフリッカーが顕著で、世界最大級掲示板Redditにおいても週間1万6000人が集まり、健康被害を訴える人々によって熱く議論されている。

お手持ちのスマートフォンやモニターの画面をカメラのシャッタースピードを上げて写してみて欲しい。たくさんの黒い縞模様が撮影できれば、それはフリッカーそのものなので人によっては頭痛や吐き気など健康を害する可能性がある。

EIZOモニターはそんなちらつきを完全カットしており、低輝度でとくに増えやすいちらつきも一切ない。輝度調整にEyeCare調光方式というものを採用し人の目では感知できないちらつきもカットし、使用者が気づかないうちに受ける目への刺激を緩和する素晴らしい機能。

脅威の7年保証

元々EIZOモニターは2003年から標準保証5年という十二分に長い保証期間を設けていた。すると2026年6月23日より7年間標準保証という驚異的な長さの保証期間をスタート。

2026年6月以降に発売するFlexScan EVシリーズ新製品と、2025年発売の4製品(FlexScan EV2740S、EV2720S、EV2410R、EV2400R)に適応され、これはモニターの保証期間としては世界初の試みらしい。

100%自社開発・自社生産のメイドインジャパンな耐久性

EIZOのモニターは全て安心の日本国内100%自社開発・自社生産により世に送り出される。同程度の性能なモニターより割高だけれど、先程の長期保証とメイドインジャパンに価値を感じるならむしろ安い投資だと思われる。

もし不具合や故障が起きても日本メーカーなため言語の壁もなく、色々とスムーズにサポートが利用できるのはありがたい。ちなみに筆者のEIZOモニターは8年を過ぎたのに全く不具合なく動作しており、保証のお世話にならないほどの抜群の耐久性も見逃せない。

デュアルディスプレイをケーブル一本で実現するデイジーチェーン機能

この機能を搭載した機種は限られているものの電源やPCに接続したデイジーチューン対応モニターから、USB Type-CケーブルもしくはDisplayPortケーブルたった1本で他のモニター(デイジーチューン未対応でOK)につなぐだけで簡単にデュアルディスプレイを構築できる。

ディスプレイ出力が少ないノートPCなどでもコンセントや端子を1つしか消費せず、デュアルディスプレイやトリプルディスプレイ(デイジーチューン対応モニター×2、末端モニターは非対応でOK)も容易に可能。

たとえばEIZO製の3つのモニターをUSB Type-Cケーブルで繋いだ場合、合計10端子のUSBハブを利用可能(USB Type-A x 9、USB Type-C x 1)、どのモニターにも有線LANケーブル接続OK、PCにも給電できる凄まじい利便性。

ノートPCの同時充電機能やUSBハブ機能

ノートPCをモニターに接続する場合、充電も一緒に行ってくれるのでノートPCの電源アダプタは不要。さらにモニター本体のUSBポートにマウスやキーボードを接続しておけば、ノートPCの端子を使わずケーブル一本で繋いだだけで即作業を開始することが出来る。

機種によっては接続した複数PCを同じキーボードやマウスで行き来できる機能もあり、特にビジネスシーンにおける生産性の向上が期待できる。

EIZOモニターFlexScanのいまいちなところ

値段が高め

EIZOモニターは日本国内100%自社開発・自社生産と長期保証のためかどうしても同程度の性能のモニターよりは値段が高めに設定されている。

先述のメリットを考え長く安全に使える商品であることと、目の健康を少しでも守れる映像技術に魅力を感じるのであれば、この点は先行投資としてデメリットではなくなるはず。

ゲーム用モニターはない

初めてEIZOのモニターを購入したころは取り扱っていたが、今現在EIZOにはゲーミングディスプレイのラインナップはなくなっている。筆者はゲームでも使用しているが、特に対人戦でスピードのあるゲームの場合応答速度やリフレッシュレートの点ではゲーム内容では物足りないこともあるだろう。

最近はリフレッシュレート100Hzに対応したモデルも追加され、ある程度のゲームの使用には耐えうるもののガチゲーマーの人からすると目への優しさを取るか、ゲームに特化した性能を取るか悩ましいところではある。

EIZOモニターFlexScanで目の健康を守ろう

目という器官は光を受ければ受けるほどダメージを受け、視力低下や様々な病気の可能性が上がっていく。現代社会において光を全く受けずに生活することは不可能、ならばできるだけそのダメージを軽減して生きていきたいと思うのはいわば当たり前の思考。

確実にその一助となることを勝手ながら保証し、EIZOモニターを使うことで身体に優しい豊かなPCライフを送って欲しい。

7年標準保証モデル一覧

↓27型4Kモデル

↓27型WQHDモデル

↓24.1型WUXGAモデル

↓23.8型フルHD リフレッシュレート100Hz対応モデル(7年標準保証では最安モデル)

34.1型UWQHDモデル【EV3451X】は今秋発売予定。個人的な使い方では4Kだと不便もあって、ウルトラワイドモニターを試してみたいのもあり購入する予定、100Hzのリフレッシュレートに対応しているのも良い。

デイジーチューン対応モデル一覧

↓27型WQHDモデル

↓24.1型WUXGAモデル

↓23.8型フルHDモデル