あらゆる隙間に入り込みたまり続けるホコリたち。特に愛用しているPCキーボードのHHKBは隙間にホコリが入り込みやすく、そいつらを一網打尽に吹き飛ばすエアダスターはとても便利なアイテム。

しかし一般的に一万円前後で売られているエアダスターは、風力が弱すぎてHHKBの隙間どころかキーキャップ表面のホコリすら満足に掃除することができない。

かといって強力なものは業務用的なデカさや重さで扱いづらい。そんな中、DIY用品メーカーのハイコーキから電動ドライバーサイズの強力なエアダスターが発売されたので即購入してもうすぐ4年。

卓上アイテムとしては圧倒的な風力と、電動ドライバーと共有できる着脱式バッテリーで利便性も抜群。ブラシレスモーターを内蔵しておりメンテナンスがいらない点も魅力。長期使用した上でのメリット・デメリットをお伝えしていきたい。

ハイコーキRA18DAのメリット5つ

圧倒的な風力

RA18DAの最大風力は122m/sと高出力。以前使っていたサンワサプライさんのエアダスターは最大風力18m/sとそよ風過ぎて、PCキーボードの手で払えるホコリすら飛ばせなかった。同メーカーで強力なものも発売してはいるが55m/sほどで、最大風力はRA18DAの半分以下となっている。

最大風力駆動時間も段違いで、屋外の作業においてもこの連続作業時間は非常にありがたい。

マキタもにも一応片手で持てるエアダスターAS180Dがある。200m/sの驚異的な最大風力はたしかにすごいもののそれに見合う高価格や大きさ、特に1.4kgの重量は普通に重いのでRA18DAに軍配が上がる。

片手で持てるコンパクトボディ

手軽に使うためにも重さは重要、バッテリー容量によって異なるものの最大容量の36Vバッテリーを付けても1.15kg、特に18Vバッテリーだと実測814gなため片手でも難なく持つことが出来る。

最初購入予定だった同じハイコーキのRB18DCは1.8kgの重量級ながら最大風力95m/sで本体もデカく、さらにブラシレスモーターでもない。そして値段もあまり変わらないためRA18DAが発売してくれて本当に良かった。

バッテリー着脱式

内蔵バッテリー商品のデメリットは個人的に大きい。壊れない限り長期使用する派としては、まだ使えるのにバッテリー劣化のせいで買い替えるのは非常にもったいないと思っている。

そういう意味ではバッテリー交換式は本体が壊れない限り使い続けられるし、RA18DAの場合同社製の電動工具にも同じバッテリーを使えるという究極のエコシステムは素晴らしい。

ヨーロッパの方ではスマホなどの充電式デバイスをバッテリー交換式にする規制が決まったらしく、来年のiPhoneはバッテリー着脱が可能になるのだろうし、この流れには日本も追随して欲しいところ。

ブラシレスモーター搭載でメンテナンスフリー

そもそもブラシレスモーターとは何か。ブラシ付きモーターがブラシと呼ばれる電極とコミュテータと呼ばれる整流子を接触させ、機械的接点によって電流の切り替えを行う。それに対し機械的接点を使わず、トランジスタなどのパワー素子で構成された電子回路を用い、電気的に電流の切り替えを行っているのがブラシレスモーターとなる。

PCキーボードに例えブラシ付きモーターは物理的接点のあるパンタグラフやメカニカル、メンブレン方式のスイッチとすると、ブラシレスモーターは静電容量無接点方式や磁気方式の物理的接点がないスイッチといえる。

ゆえに耐久性は物理的に擦れる箇所がなく、磁気のような目に見えないもので接触して動作する方が高いのはなんとなくでもわかる。メンテナンスも不要なので耐久性に加えて扱いやすさも高くメリットしかない。

アタッチメントで空気入れや空気抜きにも対応

浮き輪やバランスポールなどの空気入れ・空気抜きにも附属のアタッチメントを装着することで対応可能。オマケ機能ながら地味に時間のかかる作業なのでありがたい。

ハイコーキRA18DAのイマイチなところ

バッテリー単体の値段が高い

バッテリー着脱式で使い回せるメリットがあるものの、バッテリーを単体で購入しようとするとRA18DAの本体代と同じくらいかむしろ高い。

筆者の場合DIY用にインパクトドライバーとバッテリーパック×2や充電器がセットになったお得なセットを持っていたので問題はなかったが、ハイコーキの電動工具を持ってなくてRA18DAを買うなら別売りバッテリーの値段はどうしてもデメリットとなる。

ただしここ以外にこれと言ったデメリットは感じないので、RA18DAの性能に魅力を感じるのなら、長い目で見れば投資としては安いと思われる。

ハイコーキRA18DAを便利に使うアイテム

壁掛け収納できる山崎実業ウクレレフック

RA18DAはバッテリーを付けた状態だと自立するのでそのまま机の奥などに置いても良いけれど、使っていくうちにどこかに収納したいと感じるようになってきた。

机の脚が鉄製なためマグネットフックを導入したものの何かがあたって落っこちたり、机の下の掃除中に顔に当たりそうで危ないため断念。

そのときふと見かけた山崎実業の壁掛けウクレレフックがちょうど良さそうでダメ元で購入、するとシンデレラフィットして良い感じに収納できた。壁に穴を開けられるなら非常におすすめ。

バッテリーパックはお得なセットで手に入れる

先述したバッテリー高価問題は18Vのバッテリーパック一個で一万円を超えており、36Vに至っては2万円弱とセールならRA18DAが2台買えてしまう。

ここで電動ドライバーやインパクトドライバーとのセット商品を見てみると、ドライバー本体に加えて18Vのバッテリー×2&充電器&収納ボックスあ&ビットのセットなのに、18Vのバッテリー2個買うのと同等かセール中ならむしろ安くなる。

ドリルドライバーはネジ締めが楽ちんだし、インパクトドライバーは穴をあけるのに便利なのでどちらかは持っておいて損はないと思う。

ハイコーキRA18DAは卓上エアダスター最適解になり得る

卓上で使うエアダスターとして、RA18DAの風力で飛ばせないホコリやゴミは今のところ見つかっていない。気に入って使っているHHKBのような一般的形状のキーボードはキーの隙間にホコリが入り込みやすいので、毎日吹きかけていたらキーキャップを外して分解掃除の必要もなく快適に使える。

あったら確実に便利なアイテムのおすすめエアダスター、是非この使い勝手を体感してみて欲しい。