モニターアームはディスプレイが宙に浮いて卓上スッキリ、机に固定するので転倒防止になり画面の高さや目との距離も簡単に変更できるスグレモノ。
ときには10万円以上のディスプレイを預けるものになる。なので安心安全はもちろん耐久性にもこだわり続けて購入していたら、気付けばディスプレイよりも高額なコストをかけてしまっていた。
その経験のおかげで定番とされるエルゴトロンのモニターアームは自分にとっては微妙だったり、値段が高いからと言って必ずしも使いやすい訳ではないなど色々な気付きを得ることができた。
その上で個人的経験を元に【エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kg ガススプリング式】という個人的最良なモニターアームにたどり着いたので、その良さを定番モニターアームと比較して紹介していきたい。(このモニターアームは数社で同じ商品が売られており、これといった名前もないので詳細は後述)
今まで購入したモニターアームたち
エルゴトロンLX モニターアーム
モニターアームを購入検討した人なら全員がたどり着くと思われるベストセラー商品。昔はセールで1万円を切ったりしていたけれど、今や2万円を超える高級品ながらAmazonレビュー数は脅威の16,000件を超える人気を誇っている。
例に漏れず人気にあやかり購入し、少し使って気に入りすぐさま2台目を買い足した記憶がある。しかし個人的には真ん中の関節とポールの穴側の内側プラスチックパーツが曲者で、2つとも動かすたびにガリガリと削れて大量のプラスチック粉が机に落ちてくる。
同じような悩みのレビューは数えるほどもなく、ほとんどの人はあまり動かさないかそもそも気にならないか、はたまたその症状が起きない当たりだったのかは不明。さらに外に飛び出ている関節パーツにグリスがたっぷり塗られているので、手やケーブルがベトつくのも神経質かつ綺麗好きな身としては手放す理由の一つとなった。
エルゴトロンTRACE
エルゴトロンのシングルモニターアームでおそらく一番値段が高いモデル。発売時は3万円代後半だったものの、いまや定価6万円弱で割り引いても5万円弱で売られている高級アーム。
使い勝手としてはほぼ不満点はなかったものの、構造上手前側に大きく出っ張っているためにモニターと目の距離がかなり近く、目の健康を考えると個人的マイナス点。
さらに机に設置するクランプ部分が見栄え優先なのかかなり小さく、前後に動かしていると結構ズレてきて外れそうになる。そのためグロメット方式にして完全固定して使っていた。今となっては手放してしまったのでその時開けた穴が寂しく机に残っている。
モニターアームと目の距離が近くても良く、机に穴を開けて問題ない人ならば性能は申し分なく、動きのスムーズさも最高峰なのでおすすめではある。

エルゴトロンLX PRO
先述したエルゴトロンのベストセラーモデルの新型が満を持して登場し、個人的不満点解消を期待して購入した。旧モデルよりはマシなもののやはり削りカスが出てきて、関節のグリスも相変わらずベトつく。
さらに致命的なのが土台のポール系が小さくなっており、エルゴトロンLXアームと互換性はなくサンコー等のロングポールも使うことができないのは残念だった。
アーキス ディスプレイアーム ガススプリング式 AS-MABS01
一番最初に購入したモニターアーム。1万円以下ながらエルゴトロンLXに比べると関節から削りカスは出ないしグリスも手の触れるところにはなく、さらに関節が一つ多いのでより柔軟に位置を調節できる。
しかしモニター直結関節がその重さでお辞儀しやすく、ネジを強く締めても傾きやすかったのが残念ポイント。使い勝手は良かったので今は書見台を結束バンドで固定し、充電ケーブルなどをケーブルホルダーを通し読書やスマホ・タブレットを浮かして使うのに活用している。

アーキス モニターアーム メカニカルスプリング式 AS-MABM03
上述のアーキスのモニターアームが真ん中の関節が硬かったので、スムーズに動かせそうなのと見た目の良さに惹かれて購入。実際はエルゴトロンLXと同じく動かすたびに削りカスが落ちてくるため個人的には欠陥品だった。
SHOPPINGALL モニターアーム
Amazonでよくセールになっていたので購入。専用経のポールなので互換性がなく、さらにきつく机に固定しても動かすたびに支柱が動いて少しずつズレる。さらにモニターの重さでお辞儀しやすく高価なモニターを預けるには心もとない性能だった。
関節から削りカスが出てくる他社製品と似たような構造ながら、その症状が出ないのは評価したい。
サンコー 4軸式くねくねモニターアーム
高さは変えられず横移動のみのモニターアーム。ポールに直接締め付けて固定するタイプでモニターポールを傷付けやすい。さらに高さ調節ができないのは意外と不便だったのでモニターアームとしてはすぐに使わなくなった。
そこで上下に動かない利点を活かし、今は片方だけで5kg程の重いスピーカーを固定して使っている。これなら地震が来ても机が倒れない限りスピーカーが倒れたり落っこちる心配もなく、卓上スペースも占有しないので非常に便利。
エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kg のメリット4つ

この商品はエレコムやアーキス、快適ワークスなどから同じ商品発売されている。自分はエレコムのものを購入したがアーキスからもいつのまにか発売しており、定価だとエレコムとアーキスが最も安い。よくセール価格になっていて執筆時点では7,000円を下回るアーキス製が一番安い。
モニター着脱の簡単さや動きのスムーズさ、質感の良さなどは最近のモニターアームでは結構当たり前なため、ここではそれ以外の実際に使ってみての良かったメリットに絞り紹介していく。
最大耐荷重が20kg
最近はモニターアームやモニター自体に照明だったり、各種アタッチメントを装着して1台のモニターアームに2枚以上のモニターを装着したりすることができる。
そこで問題になってくるのがモニターアームの最大耐荷重。大体のモニターアームは多くても10kg前後のものが多い中、このモニターアームは1万円以下の価格ながら49インチまでの耐荷重20kgを達成している。
エルゴトロンにもエルゴトロンHXという最大耐荷重19kgのモデルがあるが4万円台と高額、さらにポール取り付けタイプではなく可動域に制限があり利便性も低い。
他の35mmモニターポールと互換性がある
本商品はデフオルトだとポールが短く、快適ワークが出している互換性があるロングポールであっても長さが35cm程なのでさらに高い位置にアームを付けたい場合、サンコーから出ている70cmや100cmのロングポールで使用することができる。
自分の環境の場合座っても立ってもモニターを見れるようにしていて、サンコーの70cmモニターポールに取り付けて使っている。ポールの耐荷重20kg以内に収まれば2本目のモニターアームや他のものを取り付けられて非常に便利。

関節から削りカスが出ない
個人的にはここが一番重要で、モニターアームを買うたびにこの現象が起きないかドキドキしながら開封していた。幸いこのモニターアームは購入してから4ヶ月それなりに動かしているけれど、机の上は汚れないのでそれだけでも買って良かったと感じている。
ポール固定用パーツがポールを傷つけない

エルゴトロンLXの微妙なところにアームをポールに固定用ストッパーの取り付け方法がある。なんと固定するためにポール表面を削りながらネジ止めするワイルドな固定方法なため、高さを変更するたびにポールが穴だらけになっていく。
対してこちらのモニターアームのストッパーは、ポールを傷つけないように丸みを帯びた金属パーツをネジで押し込んで固定する方式。さらにエルゴトロンLXのものは一箇所だけで固定していたのに対し、2箇所で固定するためより安定感と安全性に寄与しているのも素晴らしい。
快適ワークというメーカーからこのモニターアームにも使えるロングポールが発売しており、これに固定用ストッパーが付属している。直径35mmポールなら流用できるので他社のモニターアームを固定するのにも大いに役立つ。
机にしっかり固定でき見た目も良いクランプ式

以前使っていたエルゴトロンTRACEには見栄えの良いスリムクランプというオプションパーツがあった。下側にでっばらない見た目の良さから購入したものの、簡単にズレてきて外れそうになる利便性とのトレードオフな使い勝手だった。
なのでこのモニターアームも同じ用な見た目なので若干不安だったけれど、上部がそこそこ大きいのとしっかりコの字になっているためびくともしないほどにかっちり固定出来る。
机に穴を開けて固定するグロメット方式並に力を入れてポールを動かしても微動だにしない。モニターの命綱としての役割はしっかり果たせると感じた。

エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kgの微妙なところ
モニター側アームのケーブルホルダーが小さい

モニターを取付ける以上アームにはどうしてもケーブルを這わせる必要がある。それをいかに綺麗に収納できるかも見栄え的にも重要だと思う。
エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kg ガススプリング式はポール側アームのケーブル収納は問題はない。しかしモニター側アームのケーブルホルダーは恐ろしく小さい。
電源、ディスプレイポート、HDMI、USBtype-Cの四本のケーブルがなんとか収まるものの、あと1本ケーブルを追加しようものならまったく入る余地はない。
自分の場合使っているモニターの端子が本体下部下向きにあり、ここにケーブルを通すと上下移動の際に端子に負担がかかるため、結束バンドを差し込みケーブルを固定して使っている。

エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kgは個人的最適解
総額使っているモニターよりもモニターアームに費やしてしまったが、そのおかげで満足できる商品にたどり着けたので必要経費だったと思う。取り敢えずコレ買っておけば間違いないモニターアームとして個人的にオススメしたい。
↓エレコム版
↓アーキス版